まだ勉強中の話だが、
象徴としての人物。対象。ここに権威はある。変えはきかない。
現場を取り仕切る人物。組織。ここに権限はあるが変えはきく。
何の事かと言えば、
天皇と将軍とか、そういう話なんだが、
これが今、自律分散型組織(DAO) という形で、
世の中に浸透しようとしつつあるのがスゴイな。
と言うか、この形態を何となくでも受け入れ続けてきた日本人は、
この新たな組織形態を、説明されずとも理解し受け入れて活動出来ているんだな。
と、ここの所フルコミットしているNFT関係のDAOに参加していて思う。
世界中でDAOは始まっているが、
上手くいく、いかないは置いておいても、
馴染む、馴染まないの所で言えば、
馴染むよね。そりゃ。と言う話。
俺が農耕民族系だったのか、狩猟民族系だったのかは知らないし、
どっちでもあるのかもしれないけど、
DNAレベルで、この形態を知っていると思う部分もある。
これと天皇と将軍。政府。みたいな話を自分の言葉で説明出来たら良いな。
と思って、勉強している。
例にもれず途中で止めるかもしれない。
ただ、意識とアンテナは立っている。
あとはNFTの投資術や、活用方法、コミュニティ運営などの話はよく出るが、
俺は、その中での立ち回りや、参加者としての楽しみ方。心構えなんかを、
なんらかの形で発信したいような気もしている。
どうしたってプロジェクトよりユーザーが今後多くなるはずだから、
そう言った人々に、こうしたら良いんでない?とは言えるかもなと。
なぜなら俺は、後発組だからだ。
あと、これはDAO内部の話でもあるし、
会社とかの組織でも同じではあるんだけど、
特に地域コミュニティ内の話にも通ずる所が多いと思ったんだよな。
地域おこし協力隊の活躍の為のメゾットなんて大そうなもんではないけど、
基本的な部分に結構な重なりを感じるわけだ。
大抵は自分のスキル、出来る事、やりたい事を遂行しようとするもんだけど、
その前に、そのコミュニティで必要とされ、かつ自分に出来る事は何かを探す。
それを何個かやって、小さな結果を残す。
その次に少しだけ自分の領域に引き寄せる。
そこでも小さな結果を残す。
こんな感じで、自分のやりたい事、自分の領域を広げる。
これは、俺が甑島に移住してきて、市の仕事をする中で、
ある程度組み立てた方法だ。
でも、これは件のDAOであってもほぼ同じ事が言えた。
結局は人や組織が求める事をやって、
そこで認識されて初めて自分を出す方が、
遠回りに見えて近道だったりする。
別に地域おこし協力隊を悪く言うわけではないが、
地域おこし協力隊で、初期に躓いている人は、
わりと最初から自分を主体に置こうとし過ぎているように見えた。
まぁ俺が出来ていたかと言えば疑問だが、
最初の1年くらいは何だこれ。と思いながらやっていたが、
後半はかなりの自由を得ていた。
DAOにせよ、地方コミュニティにせよ、
結果が見えるまでの時間が短いのが良い。
特に俺みたいに飽きやすい男には、
次から次へと何か出来て、
その結果が見えると言うのはありがたい。
俺がうまく立ち回って居るんだぜ。
なんて言うつもりはない。
ただ、俺は今やってること。
NFTとかweb3.0の世界で何かする事がファイナルファンタジーだと思っている。
すなわち、これでダメならもう本当に全部捨てて、
無難にひっそり生きるなり、
別に人生を終わらせても良いわな。
とも思っている。
2045年と言われていたシンギュラリティの到来は、
なんと20年早まって2025くらいが元年かもしれないとすら言われ始めた。
そうなったら本格的に俺はこの世界に必要ないだろう。
もしかしたら、必要ない人間こそ生きてていいよって世界になるかもしれない。
それを決めるのは自分かもしれない。
だけど、それを加味しても、俺の生きる理由になるかはわからないし、
人間を続けようと思えるかはわからない。
怠惰こそ人間の本質であり、怠惰こそ悟りへの道。とかなんとか。
そんな話も聞いた。
こうも言う。怠惰を求めて勤勉に行き着く。
俺は今そんな感じだ。
矛盾の中。混沌の中に真実があるとかないとか。
話が逸れたな。
そう、今はクリエーター、運営、コレクターの比率が1・1・1くらい。
つまりみんなクリエーター、みんなで運営、みんなコレクター。みたいな感じ。
けどたぶん、今後はそうじゃなくなる。
その時に、どこに居たいのか。
自分が楽しいと思える。かつ無理のない居場所はどこか。
そこに行くまでの道筋。
そんなんを、後発の俺だからこそ発信できるかもね。
と。そんな話だ。
とはいえ、俺もまだまだ勉強中だし、出したい結果も出せていない。
遠回りの真っ最中だ。
これを機会にそろそろNFTの話をしていこうと思う。
別に儲かっちゃいない。
ただ、リアルのクリエイティブの価値を最大に引き上げる事が出来るのがNFTと言うツールだ。
という言葉を信じて俺はココに居る。
俺が作るものの価値を高めるってこういう事か。
と言う事を体験するまではしがみつきたいが、
その前に資金ショートするかもねw
ま。どうせノーフューチャーな破滅論者。
ぼちぼちやっていこうと言う話だ。