• 火. 10月 15th, 2024

月明かりが好きだ。

明るくも、妖しくも、儚くも、

自分の気持ちのありようで、

どうにでも受け取れる。

月明かりが好きだ。

鬱だった時、

まぁ今も鬱になる事はあるが、

鬱に支配されていたときだ。

太陽は強すぎて、

鬱陶しい時もあった。

太陽はこんなにさんさんと降り注ぐのに、

俺は何てダメなんだ。

と思ったりしていた。

対して月。

自分で光っているわけでは無いらしい。

ただの反射だ。

その光は、押し付けるように輝く太陽とは違って、

とても心地よく感じた。

それはたぶん、月も別に光りたくて光っているわけでは無い事、

たまたま地球と言う遮蔽物が無くて、

光が届いちゃったから、

反射しとくわーみたいな、

そんな感じを受け取ったからかもしれない。

主体性を持て。

世の中ではそんな事を言われることが多い。

主体的に。能動的に。当事者意識を持て。

ある側面ではそうだろう。

だけど、いつも太陽的である事は本当に必要なんだろうか。

光ってるヤツに照らしてもらっててもいいじゃん。

そんな光かたもあるんじゃね?

と思うわけだ。

そもそもみんな太陽じゃ、熱くて暑くてたまらんよ。

幸いにして、

人はどっちになるかを、

状況状況で変える事も可能だ。

だから、どっちも使う。

内から湧き出るエネルギーが、

枯渇しない人は良いだろう。

枯渇しちゃったら終わりなのか。

そんな事もない。

エネルギーを放ってるヤツに近づくなり、

少なくとも遮蔽物をどかすか、

自分がずれれば良い。

そうやって得た、淡い光が心地よい状況もある。

昨日が満月だったそうだ。

でも今日も綺麗だった。

今日も見れたら焚火でもしながら眺めようと思っていた。

そしたらちゃんと見れた。

だから焚火をして、

月を眺めた。

そんな事を思った。

島に帰ってから、

この数カ月。

インプットした。

トラックドライバーの時も、

基本的にインプットだった。

だからなのかはわからんが、

アウトプットモードが予期せず訪れた。

俺はバランスが悪い。

どっちかだとどっちかになる。

しばらくそのモードな気がする。

今日はそんな話。

ポエマーモード。

なのである。

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