最近夜に焚き火するのがちょっとした流行り。
火を見ていると落ち着くし、
色々と考えも巡る。
今日は何故か火を見ながら嫌な事を思い出した。
そして思う。
嫌な事。思い出したくない事。思い出さなくて良い事。ネガティブなモノ。
普段忘れている事も、
時々こうやって思い出してしまうのは、
そう言った嫌な事を、消そう消そう。燃やそう燃やそうとしてるからなのかもな。
と思った。
燃やして形は無くなるかもしれないけど、
灰は残る。
その灰が蓄積してるんだなと。
だから、忘れようとする事は、
焼却処分するのに近いのかもしれないな。
そんな風に思った。
元の思いがでかければでかいほど、
残る灰も多い。
火力を増すか、
灰が風雨に流れるのを待つか。
そもそも燃やさないか。
埋め立てるか。
いずれにせよ、
灰となって残っている事を認める事。
焼却炉を掃除する事。
そういう作業が必要だろう。
それを感じただけでも良いじゃないの。
今日はそんな事を思う。
コンピューターで言っても同じだろう。
ゴミ箱に入れてもデータは消えてない。
ゴミ箱を空にしても、キャッシュは残る。
復元可能だ。
1番簡単なのは、
物理的に破壊する事だ。
果たしてそれは解決なのか。
必要なデータだって有りすぎれば、
動きが遅くなる。
適度に消して、
適度に整理して、
そう言う作業が必要だ。
焼却炉にしても、パソコンにしても、
やはり解脱するには物理的解決が必要なんだな。
きっと。
これだから夜の焚き火はやめられない。